楽天ブックスで買った本が届いた。
森見登美彦『シャーロック・ホームズの凱旋』(中央公論新社)
はやみねかおる『少年名探偵 虹北恭助の冒険』(星海社FICTIONS)
紫金陳『検察官の遺言』(ハヤカワ・ミステリ文庫)
『ハヤカワミステリマガジン 2024年3月号』
森見登美彦氏が『熱帯』以来5年ぶりの新作『シャーロック・ホームズの凱旋』を上梓なされた。まちくたびれましたよ…。しかし、ようやく氏の新作が読めることは素直に嬉しい。登美彦氏のことだ、どうせまた、ヘンテコな世界でヘンテコなストーリーが展開されるのであろう。楽しみだ。
子ども時代はほとんど本は読んでいなかったため、はやみねかおる作品も触れたことはなかったけれど、今読んでも楽しめるだろうか。
今月のHMMは華文ミステリ特集。数年前から中国語圏のミステリが出始め、現在まで順調に紹介が続けられているのは非常に嬉しい。数作品しか読んでいないが、陸秋槎『元年春之祭』、紫金陳『悪童たち』、周浩暉『死亡通知書 暗黒者』は、本格、ノワール、歴史といったバラエティ豊かで質の高いミステリでとても面白かった。