おだやか読書日記

ミステリとかファンタジーとか

2024-01-01から1ヶ月間の記事一覧

北村薫・宮部みゆき/編『名短篇、ここにあり』(ちくま文庫)

ミステリやSF、ホラー、文芸作品にいたるまで、北村薫と宮部みゆきの目利きが選び抜いた優れたアンソロジーでした。 収録作品 半村良「となりの宇宙人」 黒井千次「冷たい仕事」 小松左京「むかしばなし」 城山三郎「隠し芸の男」 吉村昭「少女架刑」 吉行淳…

購入本

楽天ブックスで買った本が届いた。 森見登美彦『シャーロック・ホームズの凱旋』(中央公論新社) 土屋隆夫『推理小説作法 増補新版』(中公文庫) はやみねかおる『少年名探偵 虹北恭助の冒険』(星海社FICTIONS) 紫金陳『検察官の遺言』(ハヤカワ・ミス…

有栖川有栖『46番目の密室』(講談社文庫)

何故だか自分でもわからないが、社会人になってからミステリは翻訳ものを多く読むようになり、国内作家も読むには読んでいるが、学生の頃よく読んでいた綾辻行人や有栖川有栖、法月倫太郎、二階堂黎人といった新本格作家はあまり手にしなくなっていた。しか…

購入本

楽天ブックスで買った本が到着。 ハビエル・セルカス『テラ・アルタの憎悪』(ハヤカワ・ミステリ/白川貴子 訳) S・S・ヴァン・ダイン『グリーン家殺人事件』(創元推理文庫/日暮雅通 訳) ホリージャクソン『受験生は謎解きに向かない』(創元推理文庫/服…

アレイナ・アーカート『解剖学者と殺人鬼』(ハヤカワ・ミステリ文庫/青木創訳)

あらすじ 監察医のレンは、殺人事件の報告を受け現場である沼地に向かうと、そこには腹部を切り裂かれた女の死体が水に浸かっていた。そばにあった被害者の服とともにあったのは一冊のホラー小説。実はこの事件の二週間前にも、水たまりでずぶ濡れになった若…

マージェリー・アリンガム『窓辺の老人 キャンピオン氏の事件簿Ⅰ』(創元推理文庫/猪俣美江子訳)

アガサ・クリスティー、ドロシー・L・セイヤーズ、ナイオ・マーシュと並び、ビッグ4と称されるマージェリー・アリンガムが創造した探偵アルバート・キャンピオンが活躍する日本オリジナル編纂短編集。 収録作品 「ボーダーライン事件」The Border-Line Case …